009:「体当たり」の練習方法

「体当たり」は、人によって難易度の感じ方に差があるようです。
教わってすぐできるようになる人がいる一方で、理解するのに時間がかかる人もいます。
今回は「体当たり」の練習方法を紹介します。

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1図で「体当たり」ができるマス目を探しましょう。
「おはじき」を用意してください。

体当たりのできるマス目とは、

  • 玉に隣り合ったマス目である。
  • 龍が利いている。
  • 馬が利いている。

この3つの条件を満たすマス目です。

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まずは玉の周り8マスにおはじきを置きます。

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続いて龍の利いているマス目全てにおはじきを置きます。
数が多いので正確に置きましょう。
縦8マス・横8マス・斜め4マスと、区別して数えながら置いていけば、見落としを防げます。

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最後は馬の利きです。
斜め4方向・縦横1マスずつ、順番に置いていきましょう。
これで黄・赤・青、3色のおはじきが盤上に並びました。

それでは3色全てのおはじきが置かれているマス目を探してください。
4図では6六・5五の2マスが当てはまります。
この2マスが「体当たりのできるマス目」です。
この2マスのどちらかに馬・龍を動かせば「体当たり」になります。
つまり1図では、

  • ▲6六馬(6図)
  • ▲5五馬
  • ▲6六龍    
  • ▲5五龍(7図)

の4通りの「体当たり」が可能だとわかります。

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繰り返し練習することで、おはじきを使わなくても、駒の利きが把握できるようになるでしょう。